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【東京e'イベント】蕎麦の膳たかさご「佐賀フェア」レポート夜の部!(蕎麦会席/牛込神楽坂) [新宿区]

前々回前回と「蕎麦の膳たかさご」さんの「佐賀フェア」昼の部をレポートしました。そして今回、いよいよ「夜の部」レポートです!

暗くなってから訪ねる「蕎麦の膳たかさご」さんは一段とムーディ。佐賀名物「バルーン」も、夜間係留のように浮かびあがっています。

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この日は満席。よかった予約してて~。お目当ての蕎麦会席コースは予約しないと食べられないですし、コースでもアラカルトでも予約は必須です!

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お店に入り、ゆったり配置したテーブルに着席。店主の3代目にご挨拶して、いよいよコース初体験です! 予約したのは佐賀フェア特別蕎麦会席コースの高いほう、8,000円です!

こちらのお品書きは会席料理を担当する4代目が、自ら神保町の「山形屋紙店」に足を運んで買って下さった佐賀県重要無形文化財「肥前名尾和紙」に、自ら筆をとって書かれたもの。

お酒をオーダーし、蕎麦会席コース、スタートです!

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唐津焼の箸置きにのったお箸、お酒のつまみとして出る蕎麦味噌とともに、コース最初の一皿がやってきました!

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オーダーしたお酒は、佐賀のお酒4種類を1,000円で飲み比べできるお得なセット「佐賀の酒 飲み比べセット 桜」です! このセットでは次のお酒が飲み比べできます!

【万齢(まんれい)】今回の佐賀フェアで使う玄蕎麦の産地、米どころ佐賀の中でも良質のお米で有名な佐賀県唐津市相知町の酒蔵「小松酒造」さんの代表銘柄

【岩の蔵(いわのくら)】佐賀北部の天山山系伏流水・・・佐賀県内の酒蔵で唯一硬水を仕込み水に使う、佐賀県小城市の「天山酒造」さんの北部九州限定銘柄

【野古見(のごみ)】佐賀南部、本わさびの栽培にも使われる、多良岳山系伏流水(軟水)を仕込み水に使う、佐賀県鹿島市「馬場酒造」さんの代表銘柄

【鍋島(なべしま)】同じく、佐賀県鹿島市「富久千代酒造」さんの代表銘柄で、大吟醸が2011年IWCチャンピオン・サケを受賞以来、人気沸騰中の銘柄。

もう一つのセット、「桃」では、「万齢」の代わりに次の酒蔵さんのお酒が入ります。

【東長(あずまちょう)】19代首相原敬が「アヅマのオサ、東洋の王者にふさわしい」と褒めたことから名付いたという、佐賀県嬉野市塩田町「瀬頭酒造」さんの代表銘柄。マッカーサーが愛飲したことでも知られる。

これらのセットが大好評で、各テーブルからどんどん注文が入ってました~

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先付けは、思わず美酒がすすむものばかり。右手の「自然薯叩き海苔」は、唐津の赤土で育った「ささき農園」さんの無農薬栽培自然薯と、佐賀産有明海苔、佐賀県太良町の多良岳本わさびを使った一品です。

左手の「法蓮草梅和」は、佐賀県佐賀市大和町「そよかぜ館」さんから取り寄せた新鮮なほうれんそうを使い、「そよかぜ館」さんが2010年3月に発行した「農家の食卓レシピ本」のレシピから4代目が選んだ素朴な味わいのお料理。

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先付に続く、椀物は「真鯛潮汁」。 唐津漁港を代表する魚「真鯛」をぜいたくに使った潮汁は急ピッチで美酒がすすんだカラダをひと息つかせ、ペースを取り戻してくれる一品となりました~

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佐賀フェア特別コースの目玉のひとつ、「玄海漁協直送鮮魚三種盛り」。「そよかぜ館」から届いた佐賀の桜を愛でながら、プリプリのひらまさ、しっとり本マグロ、あまい剣先いかを、玄海に浮かぶ馬渡島原産のさわやかな酸味と甘みが特徴の柑橘「元寇」をお好みでお醤油にたらしていただきます。 各テーブルから「うまいなぁ~」の溜息が・・・

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「たかさご」の常連さんは、これがコースになければきっと悲しむ「蕎麦掻き風団子」。「蕎麦掻き」と「蕎麦掻き風団子」の違いを聞いたところ、「ものは変わらないのですが、昔から蕎麦掻きは“柿の葉”の形で出すものとの店主のこだわりで、“風団子”とつけています」とのことでした。

こちらのようなふわとろの蕎麦掻き(風団子)は今までたべたことがありません。十割蕎麦同様、水ごねで作ることで香りとふんわり感が出るそうです。名人の技を感じる一品です。

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そして、出ました!「鰆西京 佐賀牛ヒレ」!脂ののった鰆の西京焼、旨い! そして和牛最高峰「佐賀牛」のしかも最上部位のヒレが出てくるコースは普通うん万円でしょう! 腕の確かな4代目のこと、もっと値段を上げても来る人はいると思うのですが、「街の蕎麦屋」として愛されてきた「たかさご」の歴史を大事にしたい思いがあるそうです・・・ ああ感動っ! 感動しながら食べるとさらに美味!

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「郷土料理がめ煮」です。 北部九州の郷土料理ながら、高級ホテル味! やわらかくプリプリの麓どり、「そよかぜ館」直送の根菜たちの滋味がカラダに沁みます。

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「ひとくちさがびより 炊き込みご飯」。 もち米と間違えそうなくらいもっちりした3年連続特A受賞米「さがびより」と、唐津港直送の貴重な天然牡蠣を使った風味抜群の炊き込みご飯です!

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「野菜天ぷら」は、ほろ苦さに春を感じるプチヴェール、もちもちっとしてパンチの効いたジャンボにんにくク大葉巻き、ホクホクのさっくり食感がたまらない射込み蓮根の3種。あぁ幸せの晩餐・・・

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そして「佐賀県唐津市相知町産せいろう」。かーなりおなかいっぱいになってきましたが、「佐賀フェア」の主役。これを食べないわけにはまいりません。 名人の技で香りと甘みを最大限に引き出してもらった相知の玄蕎麦もきっと幸せですね!

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そしてデザート。「そよかぜ館」直送の小豆ともち米で4代目が作る「桜餅」と「さがほのか」。 餡の甘みと桜の葉の塩気、さがほのかのさわやかな甘酸っぱさ・・・最高の組み合わせ!

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高い評判の「蕎麦の膳たかさご」さんの蕎麦会席を、今回はじめていただきましたが本当に美味しかった! 他テーブルの常連さんも、いつもとは違う佐賀の食材を使ったお料理とお酒に大満足されたようで、「おいしかった!楽しかった!」とご機嫌でお店を後にされました。 よかった、よかった!

みなさまも、ぜひ! あっ、コースは要予約です。お早目にどうぞ~

【東京e'イベント】蕎麦の膳 たかさご(☆☆☆)
東京都新宿区中町22
  ※2013年3月13日(水)~3月25日(月)「佐賀フェア」開催!
    昼の部: 11:30~15:00(佐賀産十割蕎麦と特A米「さがびより」のごはんもの)
    夜の部: 17:30~20:30(佐賀フェア特別蕎麦会席コース(要予約)とアラカルト)
    ご予約: 03-3260-3908まで!
    店舗HP: http://sobatakasago.jp/


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コメント 8

唐津っ子

8000円出しても食べる価値がありそうですね.
行ってみたいなあ,もちろん一人で(笑)
by 唐津っ子 (2013-03-16 22:36) 

yayu-chang

こんな時間に見ると一万円以上でも食べたくなります><;
お腹すいたぁ~;;
by yayu-chang (2013-03-17 03:30) 

かみ

> 唐津っ子 さま
たしかに2人でこのコースを頼むと16,000円しちゃいますからね~
でも、4,000円コースなら2人で8,000円ですよ!
佐賀牛ヒレはありませんが、4,000円コースでも十分だと思います!^^
by かみ (2013-03-17 03:34) 

かみ

> yayu-chang さま
夜更かしされてますね~
僕もおなかすいてきました・・・^^;
by かみ (2013-03-17 03:36) 

ゆう

量も程よく、どれも美味しそうです。。
お酒もいいですね。。。(*^-^)
by ゆう (2013-03-18 11:30) 

かみ

> ゆう さま
量は、かなりおなかいっぱいになりますよ。。。
おいしいお料理で、お酒もどんどん進みますよ~^^
by かみ (2013-03-18 23:20) 

momiji

九州で言えば久留米の城島地区や八女地方がお酒の本場ですが、佐賀にもいいお酒がありそうですね(^_^)
by momiji (2013-03-18 23:43) 

かみ

> momiji さま
福岡のお酒も美味しいですよね!
佐賀のお酒も今非常に注目されていますよ!^^
by かみ (2013-03-19 00:17) 

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