【佐賀e'ランチ】飴源(川魚料理/佐賀県唐津市) [佐賀県]
今回ご紹介するのは佐賀県唐津市の「飴源(あめげん)」さん。多くの方からすすめられ、いってみたいとずっと思っていた名店を、ついに訪ねることができました!
店の背後を流れる玉島川の清流が育む鮎やツガニなどの川魚料理で有名な当店の創業は1838(天保9)年。川魚料理とともに水飴を扱っていた初代源吉さんの通称「飴屋の源さん」からつけられた屋号なのだそうです。
実はこの玉島川、さらに千年以上さかのぼる古事記や日本書紀に神功皇后が魚釣りで戦勝を占った川として記載された、「鮎」の字が生まれた川でもあります。なんだかものすごい由緒とパワーを感じる、日本のルーツに迫る、源さんのお店なんです。
お店に入り、支度ができるまで待合室でお茶をいただきます。ここに飾られる数々の額などから、「飴源」さんが名だたる名士・食通の方々に愛されてきたお店ということがよく分かります。
お料理のメニューはこちら。「玉島川 夏の川魚料理 献立」と書かれたメニューには、6月中旬に解禁となったばかり鮎と、当店名物のツガニのコース料理や一品料理が並びます。はじめての方には5,500円のコースがおすすめとのこと。日曜・祝日以外なら、5,500円のコースから少し量を減らした3,800円の川魚定食を選ぶこともできます。
食事する部屋へ移動。玉島川がよく見えます。
いよいよ5,500円のコースがスタートです!
こちらは「水芋と鮎の酢の物」。唐津焼の器がいいですね~
シャキシャキした水芋の茎とコリッとした新鮮な鮎。夏の涼ですね~
こちらは「すっぽんの吸い物」。口に広がるすっぽんの風味、ぷるんとした身、これだけで満たされてしまう一杯です。
小鉢につづいて供されるのが、お刺身と摘み草のお料理。
大ぶりな器に美しく盛られて、すばらしくおいしそう!
この日は鯉の代わりに「鮎の刺身」とのこと。やったー!
お醤油とゆず胡椒を少しつけていただきます。はじめての鮎のお刺身、おいしすぎて感激!あぁ来てよかった~
キラキラと輝く鮎の背ごし。なんてきれいなんでしょう。。。
こちらは酢味噌で。コリッとした歯ごたえとぷるんとした弾力がたまりません!
鮎といっしょに供されたお野菜たちを美しい絵唐津のお皿に並べてみました。ルッコラ、小松菜、淡竹(はちく)、日野菜、長芋、はつか大根、紫大根、紅芯大根を、4種の薬味(赤紫蘇、蓼の葉、茗荷、柚子胡椒)と酢味噌でいただきます。もーたまらなく美味!
こちらが「鮎の塩焼と鮎の飴焼盛り合わせ」。手長海老が添えられます。
神話のパワーが宿った鮎を、自然の恵みに感謝しつつ、蓼酢を少しつけて、頭からがぶりっ! う、うまい! これはたまりません・・・
ピクシーが鮎を35匹たべたというニュースを思い出し、納得してしまいました~
そして、はじめていただく「ツガニの姿煮」。 うわぁこれも楽しみ!
はじめてということで、女将が食べ方を指南してくださり、1匹を見事にこのように「あとはたべるだけ」の状態にしてくださいました!
いただきます! おおなんと甘い、旨い! 想像以上のおいしさです! 海のカニにはない、独特の甘みの味噌がたまりません。。。 ツガニの旬は秋で、もっともっと脂がのっておいしくなるとのこと。 これは秋が楽しみ~
お食事はかにめし。かに寄せ汁、香の物といっしょにいただきます。
なんと贅沢なお味~
最後の果物に、キウイ、メロン、そしてみかん。 どれも抜群の糖度!特に地ものというハウスみかんの甘さが衝撃的。厳選度がすごい!
「佐賀に通う食通は多い」という話はよく聞きますが、お料理をいただいて、なるほどなぁ~と心から合点した「飴源」さん。由緒と格式を感じつつも「源さんのお店」の気軽さを失わないのは、最高の素材、器、腕、おもてなし・・・がすべてこの地の自然や文化によって育くまれたものだから。
春の白魚、秋のツガニなど、季節の味覚を一年中楽しめる当店ですが、これから何かにチャレンジされる方、縁起をかつぎたい方には、ぜひこの夏に、この地の鮎をガブリと召し上がっていただきたいです!
【佐賀e'ランチNo.090】飴源
佐賀県唐津市浜玉町五反田1058-2
◎◎◎いつも応援ありがとうございます!◎◎◎
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店の背後を流れる玉島川の清流が育む鮎やツガニなどの川魚料理で有名な当店の創業は1838(天保9)年。川魚料理とともに水飴を扱っていた初代源吉さんの通称「飴屋の源さん」からつけられた屋号なのだそうです。
実はこの玉島川、さらに千年以上さかのぼる古事記や日本書紀に神功皇后が魚釣りで戦勝を占った川として記載された、「鮎」の字が生まれた川でもあります。なんだかものすごい由緒とパワーを感じる、日本のルーツに迫る、源さんのお店なんです。
お店に入り、支度ができるまで待合室でお茶をいただきます。ここに飾られる数々の額などから、「飴源」さんが名だたる名士・食通の方々に愛されてきたお店ということがよく分かります。
お料理のメニューはこちら。「玉島川 夏の川魚料理 献立」と書かれたメニューには、6月中旬に解禁となったばかり鮎と、当店名物のツガニのコース料理や一品料理が並びます。はじめての方には5,500円のコースがおすすめとのこと。日曜・祝日以外なら、5,500円のコースから少し量を減らした3,800円の川魚定食を選ぶこともできます。
食事する部屋へ移動。玉島川がよく見えます。
いよいよ5,500円のコースがスタートです!
こちらは「水芋と鮎の酢の物」。唐津焼の器がいいですね~
シャキシャキした水芋の茎とコリッとした新鮮な鮎。夏の涼ですね~
こちらは「すっぽんの吸い物」。口に広がるすっぽんの風味、ぷるんとした身、これだけで満たされてしまう一杯です。
小鉢につづいて供されるのが、お刺身と摘み草のお料理。
大ぶりな器に美しく盛られて、すばらしくおいしそう!
この日は鯉の代わりに「鮎の刺身」とのこと。やったー!
お醤油とゆず胡椒を少しつけていただきます。はじめての鮎のお刺身、おいしすぎて感激!あぁ来てよかった~
キラキラと輝く鮎の背ごし。なんてきれいなんでしょう。。。
こちらは酢味噌で。コリッとした歯ごたえとぷるんとした弾力がたまりません!
鮎といっしょに供されたお野菜たちを美しい絵唐津のお皿に並べてみました。ルッコラ、小松菜、淡竹(はちく)、日野菜、長芋、はつか大根、紫大根、紅芯大根を、4種の薬味(赤紫蘇、蓼の葉、茗荷、柚子胡椒)と酢味噌でいただきます。もーたまらなく美味!
こちらが「鮎の塩焼と鮎の飴焼盛り合わせ」。手長海老が添えられます。
神話のパワーが宿った鮎を、自然の恵みに感謝しつつ、蓼酢を少しつけて、頭からがぶりっ! う、うまい! これはたまりません・・・
ピクシーが鮎を35匹たべたというニュースを思い出し、納得してしまいました~
そして、はじめていただく「ツガニの姿煮」。 うわぁこれも楽しみ!
はじめてということで、女将が食べ方を指南してくださり、1匹を見事にこのように「あとはたべるだけ」の状態にしてくださいました!
いただきます! おおなんと甘い、旨い! 想像以上のおいしさです! 海のカニにはない、独特の甘みの味噌がたまりません。。。 ツガニの旬は秋で、もっともっと脂がのっておいしくなるとのこと。 これは秋が楽しみ~
お食事はかにめし。かに寄せ汁、香の物といっしょにいただきます。
なんと贅沢なお味~
最後の果物に、キウイ、メロン、そしてみかん。 どれも抜群の糖度!特に地ものというハウスみかんの甘さが衝撃的。厳選度がすごい!
「佐賀に通う食通は多い」という話はよく聞きますが、お料理をいただいて、なるほどなぁ~と心から合点した「飴源」さん。由緒と格式を感じつつも「源さんのお店」の気軽さを失わないのは、最高の素材、器、腕、おもてなし・・・がすべてこの地の自然や文化によって育くまれたものだから。
春の白魚、秋のツガニなど、季節の味覚を一年中楽しめる当店ですが、これから何かにチャレンジされる方、縁起をかつぎたい方には、ぜひこの夏に、この地の鮎をガブリと召し上がっていただきたいです!
【佐賀e'ランチNo.090】飴源
佐賀県唐津市浜玉町五反田1058-2
◎◎◎いつも応援ありがとうございます!◎◎◎
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鮎の刺身と焼き物
涎が止まらない~と思っていたらとどめにカニ味噌
胃が暴れまくっています^^;
by さる1号 (2013-07-08 12:01)
鮎は今旬ですよね。
塩焼きでもうらやましいのに、刺身なんてあるんですね。
川魚の臭みも無さそうで美味しそう。捕りたてならではなんでしょうかね。
他のお料理も上品で美味しそう。いいお店ですね。
by gulapa (2013-07-08 18:02)
> さる1号 さま
またひとつ、九州を訪ねる理由が増えましたね!
この夏、いかがですか~?^^
by かみ (2013-07-08 23:44)
> gulapa さま
玉島川は6月中旬に鮎漁が解禁になったそうです。
これから10月頃まで楽しめるそうですよ。
本当によいお店でした。いつかまた九州を旅される時にはぜひ!^^
by かみ (2013-07-08 23:49)
ツガニは子どもの頃,よく取りに行ってました.
今は滅多に食べませんが,懐かしいですね.
by 唐津っ子 (2013-07-14 00:09)
> 唐津っ子 さま
はじめてたべたツガニ、本当に美味しかったです!
これから秋、冬とさらに美味しくなるそうで、
機会があればぜひまたいただきたいです!^^
by かみ (2013-07-14 18:51)