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【東京e'イベント】佐賀フェア@神保町おつまみ母さん(イベント/神保町) [東京 de シシリアン]

いよいよ来月となったご当地グルメの祭典、「B-1グランプリin北九州」に初出展する佐賀市ご当地グルメ「シシリアンライス」。昨日は「第3回シシリアンライス甲子園」が開催され、高校生チームがアイデアと味を競って大いに盛り上がったそうです。簡単で、アイデア次第でいろいろなアレンジができる「シシリアンライス」は東京でも評判となり、すでに10店を超える東京のお店で「シシリアンライス」が提供されています。

そんな一軒、昼はこだわりのコーヒー専門店「Kanda Coffee(カンダコーヒー)」、夜は母さんの手料理で一杯の「おつまみ母さん」で、「シシリアンライス」だけでなく佐賀のことをもっと東京の方に知ってもらおうと、ただいま「佐賀フェア」を開催中です!(9月28日(金)までの18:00~23:00)

東京・神保町の専大通りにある小さなお店の目印は「Kanda Coffee」の小さな看板と佐賀の秋の風物詩、熱気球です(佐賀フェア開催期間中)!アジア最大級の熱気球大会「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」も来月10月31日からスタート!

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夜になると・・・こんな感じでみなさまのご来店をお待ちしてま~す!

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多くの方は佐賀ってどんなところ? とお思いでしょう。佐賀は九州一の肥沃な平野を持つ、うまいものがたくさん実る農業の盛んな土地です。南には大きな干満差が有名で海苔などの養殖が盛んな有明海、北には対馬海流が流れる世界有数の海の幸の宝庫、玄界灘という2つの海に面しています。古代から多様な文化を吸収し、幕末~明治には海外の先進技術をいち早く取り入れ日本の近代化に貢献しました。

そんな佐賀にちょっぴり触れていただく佐賀フェア。おつまみやさんなので、本格料理は難しいのですが、お酒に合うこんな感じのメニューをご用意しています。お食事は、もちろん「シシリアンライス」!

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九州でも有数の多雪・多雨の脊振山地や水源の森百選にも選ばれた黒髪山や多良岳など、佐賀には清らかな水が豊富です。そして平野部は九州随一の米どころ。九州のお酒は焼酎のイメージかもしれませんが、佐賀は数多くの美味しい日本酒が造られる土地です。

また、温州みかんをはじめとする柑橘類など果物のおいしさでも定評のある佐賀。「佐賀フェア」のドリンクメニューは、お酒好きの方にも、お酒が強くない方にもきっと満足いただけるにちがいありません!

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こうして目の前に並ぶと、全部飲んでみたくなりますよね~

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佐賀に関連した様々な書籍や雑誌、資料などもたっぷりご用意。三瀬在住の造形作家さんの手によるすず合金製オブジェなども飾られています。

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同じく三瀬地区「アーノヴルストカーテ」さんの絶品生ウインナーもご用意。

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佐賀のプロモーションビデオや佐賀を代表する風景・イベントのスライドなども流れています。

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「東洋の王者にふさわしい」と原敬首相が褒めたという「東長」を、幕末期に様々な先進技術の研究開発を行った佐賀藩精錬方の流れをくむ美しい宙吹きガラス「肥前びーどろ」の盃で、、、。

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ごく少量しか生産されず佐賀でもあまり出回らないという酒蔵「東鶴」さんの特別純米酒を、「肥前びーどろ」を代表する素朴な味わいの縄文グラスで。。。すっきりとした辛口でとてものみやすいです。

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定番おつまみとともにいただく「アポロン」と「梅酔い人」。「アポロン」は梅酒にブラッドオレンジを加えた甘みと酸味が絶妙の「梅酒フェス1位」のお酒。「梅酔い人」は高品質の梅の旨みをストレートに表現したこだわりの手作り梅酒です。

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9月に発売されたばかりの数量限定酒「天山 ゆず酒」は佐賀県産完熟ゆずを使い、天山特別純米酒で仕上げたゆずの酸味が心地よく、飲みやすく、何杯もおかわりしたくなるおいしさです。

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中央の大きなグラスに注がた「天山サイダー」は。天山酒造さんの仕込み水にかぼす果汁をしぼった、大人が楽しめる甘さ控えめのサイダーです。

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日本磁器発祥の地、有田有数の窯元、深川製磁さんがイタリア・ミラノに構えたスタジオが手がけた「nero」シリーズの器に盛られた北部九州の郷土料理「がめ煮」。お客さんの評判もたいへんよいそうです。

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同じく「nero」シリーズの器に盛られた佐賀の珍味盛り合わせ。

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そして「シシリアンライス」。伝統を守りつつ現代に新しい風を吹き込む有田焼のパワーに触発されて、すばらしい出来栄え!多良岳産わさびを使ったドレッシングがピリッと効いた、お酒のシメにぴったりの大人な味のシシリアンライスです!

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というわけで、9月28日(金)まで開催中の「佐賀フェア@神保町おつまみ母さん」にはお伝えしきれない魅力がたっぷり!どうぞお越しくださいませ~

【おつまみ母さん(Kanda Coffee)】東京都千代田区神田神保町2-38-10 多幸ビル1F



【おまけ】東京 de 肥前名尾和紙!

Kanda Coffeeさん(おつまみ母さん)では、店内の壁面がギャラリーとして開放されています。「佐賀フェア」期間中、自由に使っていいよと言われ、さあどうしたものかと・・・

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壁面をじっと眺めるこの方。実は佐賀県重要無形文化財「肥前名尾和紙」の六代目、谷口祐次郎さん。先月東京に来られた際、Kanda Coffeeにご案内し「この壁に和紙を飾りませんか?」とご相談してみました。。。

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そして、こうなりました! 手漉き和紙の色と風合いがあまりにすばらしく、ちょっとはばかられたのですが、肥前名尾和紙のタペストリーに佐賀の様々な文化を紹介するパネルを貼ることにしました。モダンな内装のKanda Coffeeさんが、有田焼や手漉き和紙、宙吹きガラスといった和のテイストでさらにおしゃれになるのが不思議です。

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六代目が手漉き和紙の世界に本格的に入って20数年になるそうです。300年以上和紙の産地として続く名尾に残るのは谷口さんの工房一軒のみ。特に谷口家の和紙作りは、原料の梶(楮の原種)を栽培し、刈り取り、蒸し、皮を剥ぎ・・・など数々の工程を手作業で行う昔ながらの重労働で、五代目のお父様は「自分で終わる」と覚悟されていたそうです。

六代目も継ぐと決めていたわけではなかったそうなのですが、次第に伝統技術を守り継ぐことに使命感を感じるようになり、決心をされたとのこと。六代目が継いで以降、長年得意としてきたちょうちんや障子紙に加え、インテリア用や小物など和紙を使った様々な商品化に取り組まれるようになりました。また東京の販路開拓にも注力されています。

その成果がこちら。おつまみ母さんと同じく神保町の和紙専門店「山形屋紙店」さんは、名尾和紙さんの高い品質と独特の風合いを気に入られ、肥前名尾和紙の取り扱いが始まっています。

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山形屋さんですでにお取扱いいただいている透かし和紙や厚手の和紙の他、今後もみ紙、はがきや色紙などの小物類などの取扱いを増やすそうです。全国の和紙工房で高齢化・継ぎ手不足により廃業が進んでいるそうで、使命感をもって和紙作りを継がれた六代目を応援したいとの気持ちがあるのだと思います。

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こちらは日本橋の「小津和紙」さん。

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こちらでも、肥前名尾和紙の透かし和紙をお取扱いいただいています。先日はある東北のお祭りの関係者が購入されたとのこと。繊維が長く、薄くて丈夫という梶の和紙の特長を評価いただければ、長くお使いいただけるかもしれません。

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今年の年末には、肥前名尾和紙のカレンダーが東京・八重洲の八重洲ブックセンター本店に並ぶことも決まったそうです。

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こんな風に六代目ががんばるのも、自分はもちろん、七代目、八代目と夢をもって続けられるように、という思いからでしょう。 「佐賀フェア」を通じて、地方でがんばる人々と、都会で暮らす人々が、少しでも気持ちが通じたらすばらしいなと思います。

【山形屋紙店】千代田区神田神保町2-17


【小津和紙】東京都中央区日本橋本町3-6-2


【八重洲ブックセンター】東京都中央区八重洲2-5-1


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コンブ

こちらのお店のグラス類がスゴく良いです。特に気に入ったのが縄文グラスのお猪口、欲しいです。
by コンブ (2012-09-23 08:02) 

かみ

> コンブ さま
「肥前びーどろ」に興味を持ってくださって、ありがとうございます!
「縄文シリーズ」にはこのような器があります。
http://www.hizen-vidro.co.jp/products/jyomon.html
「もっと安くならないかな」、という場合は、ご相談くださいませ~
おつまみ母さんでお待ちしておりますよ( ´ ▽ ` )ノ
by かみ (2012-09-23 08:55) 

塚ぴょん

いや~オシャレですね~上から下までウズウズしっぱなしです。
きき酒もしてみたいし、ウインナー買いたいし、シシリアンも食べたいし…
いいな~!近かったら、ぜったい行ってるな~(笑)
by 塚ぴょん (2012-09-23 09:59) 

gulapa

昨日ちょうど昼間ですが神保町をぶらついてました。でも、このお店は気づかず。コーヒー好きだし、佐賀フェアやってるうちにちょっと寄ってみたいな~
by gulapa (2012-09-23 14:10) 

hatumi30331

お酒・・・一口ずつ飲んで見たくなりますね〜♪^^
by hatumi30331 (2012-09-23 15:22) 

かみ

> 塚ぴょん さま
塚ぴょんさまのところからなら、現地(佐賀)が近いかもですね~
でも、東京の「佐賀フェア」だからいいこともきっとあります。
遠いけど、お待ちしてますね!( ´ ▽ ` )ノ
by かみ (2012-09-23 19:42) 

かみ

> gulapa さま
え、ほんとですか!
おつまみ母さん(Kanda Coffee)は神保町のはずれですが
それほど遠くありませんのでぜひお越しください!
昼はオーナーが心をこめて煎りたて、挽きたてのコーヒーを
淹れてくれますよ!( ´ ▽ ` )ノ
by かみ (2012-09-23 19:51) 

かみ

> hatumi30331 さま
そうか、飲み比べセットがあるとよいですね!
母さんにお願いしようかな・・・ありがとうございます!( ´ ▽ ` )ノ
by かみ (2012-09-23 19:54) 

momiji

佐賀の懐かしいものが色々ですね(^_^) 羊羹はどうでしょう。
日本酒を頂いてみたいです。
by momiji (2012-09-23 23:07) 

かみ

> momiji さま
羊羹は残念ながらないですね~
羊羹や丸ぼうろなどのお菓子を揃えてもよかったかもですね。
佐賀の人はこれらを肴に酒を飲むという話も聞いたことがあります。^^
by かみ (2012-09-24 05:56) 

gulapa

昨日Kanda coffeeで珈琲いただいてきました。雰囲気のよい店ですね。ブログにこの記事のリンクを貼らせてもらいました。
紹介どうもありがとうございました。
by gulapa (2012-09-27 09:23) 

かみ

> gulapa さま
うわーーー!どうもありがとうございます!!!
Kanda Coffee さん、素敵なお店でしょ~
夜もとてもいい感じですので、夜にもぜひいらしてくださいね!( ´ ▽ ` )ノ
by かみ (2012-09-27 12:13) 

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